相続 ー 代襲相続と数次相続

代襲相続と数次相続は、どちらも「本来相続するはずだった人が関わるケース」ですが、意味はかなり違います。

順番にシンプルに説明します。

代襲相続(だいしゅうそうぞく)

👉 「本来の相続人がすでに亡くなっている場合、その子どもが代わりに相続する」制度


祖父が亡くなる
本来の相続人である「父」がすでに死亡している
その代わりに「孫」が相続する

➡️ これが代襲相続です

ポイント
「親の代わりに子が引き継ぐ」イメージ
子や孫など、直系卑属に限る
最初からその人(孫など)が相続人になる扱い

数次相続(すうじそうぞく)

👉 「相続が終わる前に、相続人がさらに亡くなり、次の相続が発生する」ケース


父が亡くなる(相続開始)
相続手続きが終わる前に、相続人の「母」が死亡
母の相続(子どもが相続)も発生する

➡️ 相続が“連続して発生”するのが数次相続です

祖父 →(父はすでに死亡)→ 孫が直接相続

  • ポイント

相続が2回以上続けて起き
一度相続人になった人が、その後亡くなる
手続きが複雑(2つの相続を処理する必要あり)


■ 違いを一言で
代襲相続:最初から「代わりの人」が相続する
数次相続:相続の途中で「さらに別の相続」が発生する